10歳のマリアのブログ

~~直腸がんで抗がん剤治療中の夫に寄り添う妻の気づき~~

2023-02-01から1ヶ月間の記事一覧

第6回 「夫の直腸がん闘病生活と寄り添う妻(10歳のマリア)」~備えあれば憂いなし~

~備えあれば憂いなし~ 第1回目は、我が家の激動の2020年を ~駆け足で振り返る夫の闘病生活~ のタイトルで、直腸がん罹患から再発、そして激しい痛みに襲われるまでを書きました。今回は「備えあれば憂いなし」とことわざにもありますが、もしもの時に備…

10歳のマリアとがんカフェ ~交流の輪~

夫のがん罹患によって、実にたくさんの出会いがあり一気に交流の輪が広がりました。がん哲学外来金城カフェのスタッフとなり、月1回のカフェや、第2回で紹介した「シャチホコカフェ」、「ふらカムカフェ」にも参加させていただき、グループラインにも登録さ…

第5回「夫の直腸がん闘病生活と寄り添う妻(10歳のマリア)」~「痛み」の対処方法~、~夫のたくましさ~

~「痛み」の対処方法~ 先回は、「X線放射線治療」と「温熱療法(ハイパーサーミア)」によって、スケジュール表が一杯になったことまでを書きました。来月から、いままで経験したことのない治療がスタートします。これが楽しいチャレンジであれば、どんな…

第4回 「夫の直腸がん闘病生活と寄り添う妻(10歳のマリア)」~X線放射線治療~

~X線放射線治療~ 先回は、「X線放射線治療」が始まることを書きました。今回は、先日受けた造影CTの検査結果からの説明について書きます。 夫のがん細胞は、小腸の近くの仙骨の周りと仙骨の中に広がっており、小腸を傷つけないように照射して、痛みの原因…

10歳のマリアとがんカフェ ~まさかまさかのブログ挑戦~

1回目のブログに、「ブログに挑戦することなり、100回を目指したいと思います」と書きましたが、きっかけは、樋野興夫先生の第237回「心に咲く花会」ブログの記事です。 この記事を読んで、樋野先生に「がん哲学外来カフェの記念誌を作成するスタッフには、…

10歳のマリアとがんカフェ ~「がん哲学外来金城カフェ」との出会い ~

2021年10月17日の教会の礼拝後、「がん哲学外来金城カフェ」のスタッフ募集のアナウンスがありました。心惹かれるものを感じて応募してみることにしました。これが私の「がん哲学外来」との出会いです。 ちょうど抗がん剤治療やストーマ生活に慣れてきた時期…

第3回「夫の直腸がん闘病生活と寄り添う妻(10歳のマリア)」~仙骨に転移 そして放射線治療の始まり~

~仙骨に転移 そして放射線治療の始まり~ 前回の記事に書いた通り、夫は大学病院にかかっています。直腸がんの治療のために消化器外科・抗がん剤治療の専門外来・がん疼痛治療の緩和ケア・放射線科・温熱療法科、それ以外にも糖尿病内科も受診しています。…

第2回「夫の直腸がん闘病生活と寄り添う妻(10歳のマリア)」 ~体の異変から手術まで~

~体の異変から手術まで~ 私はいたって呑気者で「癌」を「がん」と表記しているけれど、ひらがなの「がん」の方が優しい感じになるからかな? くらいの狭い関心事であり、「がん」は自分には遠い病気だと思っていました。それが夫のがん罹患によって、身近…

10歳のマリアとがんカフェ ~~樋野興夫先生と名古屋3美女姉妹~

樋野興夫先生は2008年に「がん哲学外来」を興されました。日本各地で講演をしていらっしゃいます。その記事を4つのブログに投稿していらっしゃいますが、メールでもどんどん送ってくださいます。記事以外の情報も発信してくださいますが、その中で「10歳のマ…

第1回「夫の直腸がん闘病生活と寄り添う妻(10歳のマリア)」~駆け足で振り返る夫の闘病生活~

~駆け足で振り返る夫の闘病生活~ まさかまさかの展開からブログに挑戦することにしました。夫も賛成してくれましたので、まず『100回』を目指したいと思います。 まさかまさかの展開とは? なぜ『10歳のマリア』? ということを書き始めると、とても長くな…