10歳のマリアのブログ

~~直腸がんで抗がん剤治療中の夫に寄り添う妻の気づき~~

「10年前の私の帯状疱疹の体験」~10歳のマリアのつぶやきno.18~

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夫が帯状疱疹に罹患して10日経ちました。痛みが少なくなり、瞼や額にできた水ぶくれも徐々に落ち着いてきているように見えます。

10年前に私も帯状疱疹を経験したので、「ちくちくした強烈な痛みはわかりますよ。」と夫に話すと、自分の痛みを解ってもらえる人が近くにいると感じるからなのか、何やら嬉しそうです。

実際、あのチクチクと内側から刺されているような痛みは強烈に覚えています。私の場合は、脇の下から背中にかけて刺すような痛みが走り、赤くはれ上がり発熱してしまいました。急いで皮膚科で診ていただいたところ、帯状疱疹だということが分かりました。処方された飲み薬と塗り薬を指示通り服用しましたが、回復まで一か月以上かかったように思います。

 

当時、皮膚科の医師から、「帯状疱疹ですね。このウイルスは、ほとんどの人が持っていて、疲れやストレスで発症することがあります。最近ストレスになるようなことはありませんでしたか?」と聞かれました。

真っ先に思い浮かんだのは、直前まで勤めていたグループホームの辛い仕事のことでした。

その職場の職員から受けた度重なる叱責から、かなりストレスを感じていたのだと思います。体中で悲鳴を上げていたのでしょう。

 

10年前に発症してから、今まで再度罹ったことはありませんが、再発もありえるので充分に注意しなければなりません。規則正しい生活を心がけるのが一番です。夫の介護がありますので、あまりストレスを抱えることなく、気持ちをゆったり構えるようにしていきたいと思います。