10歳のマリアのブログ

~~直腸がんで抗がん剤治療中の夫に寄り添う妻の気づき~~

「7回目の新型コロナウィルスワクチン予防接種」「回転寿司スシロー」~「夫の直腸がん闘病生活と寄り添う妻(10歳のマリア)」第55回~

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9月初めに受けた放射線治療の効果で、このところ痛みの和らいでいる日々が続いています。穏やかに過ごせるのは何よりも嬉しいことです。今回の記事は、そんなある日の出来事を綴ってみたいと思います。

7回目の新型コロナウィルスワクチン予防接種

先日、新型コロナウィルスワクチン7回目の接種券が届きました。今回は、オミクロン株対応2価ワクチンといって、国内で流行しているオミクロン株に対応したワクチンということです。参考までに厚生労働省のHPは(こちら)

私たち夫婦は、一回目の接種から同じクリニックでお世話になっています。一回目のワクチンを接種したのは2年半前の2021年6月になります。その直後に直腸がんの外科手術を受け、闘病生活が始まりました。感染が増え始める前に、接種を受けることができて感染予防になったなと思います。

今まで6回受けましたが、接種後の副反応はほとんどなくここまでこれたのは有難いことです。最近になって7回目の接種券が届いたので、早速行ってきました。今回も特に副反応はなくほっとしています。夫は抗がん剤の治療中でもあるので、感染はできるだけ避けたいところです。

外食「回転寿司スシロー」

夫から「接種が終わったら、その日はスシローに行きたい。」とリクエストがありました。そういえば、と思い返してみると、痛みが激しくなってから食欲が激減したこともあり、外食にまったく行かなくなっていたことに気が付きました。

このところ痛みが和らいでいるからでしょうか、食に対して積極的になったことは嬉しいことです。夫が激しい痛みに襲われる前は、二人で回転寿司スシローによく行っていました。夫は魚介類やお寿司が大好物です。

今回は、久しぶりの回転寿司スシローとあって、夫はどれくらい食べれるか楽しみにしていたようです。次から次へと好きなお寿司を注文して食べている様子に、以前の食欲旺盛な夫が戻ってきたように感じていました。ところが、お腹いっぱい食べた後のお皿をみると以前の約半分の量です。これにはびっくりしてしまいました。

次の写真は、二人でお腹いっぱいに食べた後、会計の時に撮った二人分の写真です。

食欲旺盛のころは、この2倍は軽く食べていました。他に茶わん蒸し、お味噌汁、デザートもたっぷり食べていました。強い痛みがあった時以来、食欲が落ちたので胃袋も小さくなってきているのでしょう。糖尿病持ちなので、今日の量くらいのほうが適量かと思いつつ、ちょっと残念な気持ちにもなります。

少ない量の割には、夫はとても満足したようで、久しぶりにひょうきんな替え歌を披露してくれました。お腹いっぱいという意味で、「腹(ハラ)が一杯(イッパイ)」これを「ラハがパイエーツ」と単語を逆から言って、独特な替歌で歌うのです。機嫌の良い歌には、いつも笑わされます。

秋の雲

あれだけ蒸し暑かった今年の夏も終わり、秋に移り変わっています。私は、最近よく雲を観察しては、その雲の様子を楽しんでいます。

今回もコロナワクチン接種後の帰り道に車から見えた秋の「すじ雲」や、回転寿司スシロー店の駐車場で見た「うろこ雲」に感動してしまいました。夫も私の写真を見て、「良く撮れているね。」と喜んでくれます。

次の写真は、珍しいすじ雲だと思います。中央のすじ雲が白い大きな羽のように見えます。すぐ下の水色っぽい部分が海のように見えますが、実際は空です。海に向かって車を走らせているように感じます。

 

次の写真は、回転寿司スシロー店の駐車場で見たうろこ雲です。

主において常に喜びなさい。重ねて言います。喜びなさい(フィリピ4・4)

この聖句から、どんな状況にあっても、どんなに小さな事でも、喜ぶことができると気が付かされます。

今回、身近な回転寿司スシローでお腹いっぱい食べることができたことも喜びです。体力的に遠くまで出かけることができないにしても、ささやかなことにも喜びを見いだせるのは感謝なことです。これからも心に喜びをもって、日々歩ませていただきたいと思います。

 

次回に続きます。