2023年10月3日(火) に開催された、ワンコインチャペルコンサートvol.6に行ってきました。会場は、私も所属している金城教会の礼拝堂です。
今回は、ロシアの有名な作曲家の「ピーターと狼」のピアノ演奏、朗読と人形劇によるプログラムです。人形劇だったこともあり、幼稚園児の方もご家族と一緒に来られていました。
上田道子さんのピアノ演奏をとても楽しみにしていました。以前、「Piano Grandma（ピアノおばあちゃん）」としてYouTubeでも活躍されている 上田道子さんのワンコインコンサートのピアノ演奏に感動したことが思い出されます。
パンフレットによると「ピーターと狼」は、1936年にオーケストラと朗読者が演奏するためのおとぎ話として作られたそうです。今では世界中で演奏されているようです。
上田さんのピアノ演奏やナレーション、人形を操るお二人の演技も素晴らしく、30分があっという間でした。ひとつの作品で、ピアノ演奏と人形劇の二つをいっぺんに楽しめた贅沢な時間だったと思います。
参考までにあらすじ：
ピーターはあひるを救い出そうと、鳥に話しかけて「作戦」を伝えた。 鳥は空からオオカミの気をそらせ、その隙にピーターがロープでオオカミのしっぽを捕らえた。 そこへ銃を持った狩人が通りかかり、ピーターは狩人に協力を求め、見事オオカミ退治に成功した。
ペープサート（紙人形）は、ピーター、おじいさん、オオカミ、鳥、あひる、猫、狩人の7枚でした。そのペープサートを動かしている人はわずか２名です。たった2人で動かしているとは思えないほど生き生きと動く登場人物たちの様子に、すっかり魅了されてしまいました。
次の写真は、登場人物と動物のペープサートです。とても丁寧に制作されていて、特徴をよくとらえた素晴らしい出来栄えだと思います。操作する人の顔も一緒に写っています。
礼拝堂の前の方が舞台です。上田さんは、舞台の左側のグリーンのドレスの方です。ナレーターは右側、中央に野原と池の絵があります。ペープサートを二人で操作しながら、舞台を右へ左へと大きく移動して、観客の視線はくぎ付けでした。
次の写真は、クライマックスです。ピーターが、あひるを丸呑みにしてしまったオオカミのしっぽを見事に捕らえた場面です。とても良く工夫された舞台だと思います。
次の写真は、フィナーレです。観客の方にもペープサートを持っていただいて勢ぞろいです。会場から拍手が沸き起こりました。
最後、上田さんの挨拶の中でご自身のドレスの色に触れられました。鮮やかなグリーンのドレスは物語の舞台である野原をイメージしているそうです。素敵なドレスでした。
上田さんから、YouTubeに「ピーターと狼」のピアノ演奏を載せていると伺い、帰ってから早速拝見しました。絵本を読み、そして演奏をするというスタイルのYouTubeです。アドレスは（こちら）です。こちらもとても素晴らしいです。
上田道子さんは「Piano Grandma」としてYouTubeでもご活躍のピアニストでもあります。
今回も近くの席から上田さんの演奏を聴かせていただきました。一人で弾いているとは思えないような音色に感動しながら、物語のストーリーに見入っていました。演奏している手の動きも間近で見ましたが、指の動きの滑らかさと速さに圧倒されます。素晴らしい演奏でした♪♪
このワンコインチャペルコンサートは毎月開催されており、毎月、様々な演奏者が登場します。会場は、金城教会の礼拝堂です。
これからもチャンスがあれば行きたいと思います。
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