10歳のマリアのブログ

~~直腸がんで抗がん剤治療中の夫に寄り添う妻の気づき~~

樋野興夫先生の講演 がん哲学外来メディカルカフェ ふらカム1周年記念講演会

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2023年11月25日(土) がん哲学外来メディカルカフェ ふらカム主催の1周年記念講演が開催されました。会場は、名古屋市緑区にある南医療生協よってって横丁2階の広場です。樋野興夫先生の講演の前に、歌とハープの共演もあり、とても印象に残る心温まる会でした。

歌とハープの共演

歌ってくださったSさんは、音楽療法士の方で、以前は緩和ケア病棟の音楽療法を一手に引き受けていただいていたそうです。またハープはそのSさんの知り合いの方だそうです。優し歌声がハープの演奏に調和して、癒された心地よい時間となりました。

樋野興夫先生の講演と樋野動物園2号の冊子

先生の講演は、「スルメ講演」と言われます。言葉の処方箋満載のスライドがどんどん映し出されていきます。ですから、1回目の講演では、よくわからない、2回目も良くわからない、3回目もしかり、4回目でようやくわかるよう気がしてきます。

先生の講演は、回数を重ねるごとに味わいがでて、噛めば噛むほど味わいが増す「スルメ」いう表現がぴったりするというイメージです。そのことから、「スルメ講演」と言われるようになったようです。

今回も30枚のスライドを見せていただきました!

私は、zoomの講演を合わせて5回以上になります。何度聴いてもわからないと言いながら、もう一回聴きたくなる講演であることを改めて思わされました。

今回は、「寄り添うvs支える」「あなたはそこにいるだけで価値ある存在」というスライドが印象に残りました。

 

 

私も編集をさせていただいた樋野動物園2号冊子が完成したばかりでもあり、樋野先生の紹介のスライドに心が躍りました!

写真の右上の写真は、樋野動物園2号の編集長Mさんが作成したものです。沢山の可愛らしい動物が完成を祝って、喜んでいるようです。

「樋野動物園2号冊子が完成」の記事は(こちら

 

講演後、皆さんとお弁当をいただきながら、樋野先生から樋野動物園の成立ちについて教えていただきました。

この冊子ができる前から、樋野先生は、病をお持ちの方たちと一緒に上野動物園に行かれていたそうです。そこで出会った動物たちの一生懸命生きている姿、愛らしい姿、個性ある姿に、皆さん励まされたそうです。生き物たちはそこにいるだけで価値ある存在です。

もし自分を動物に例えるなら? という発想から、バーチャルの樋野動物園が開園したのだそうです。次第に動物たちが集まり、樋野先生が園長となり、その記念に冊子が出来上がったということでした。

わたしたちにそっと語りかけてくれる生き物たちから、寄り添う意味を教えられたような気がします。

講演会に来られた方に、樋野動物園2号冊子を樋野先生のプレゼントとして皆さんに差し上げました。冊子の動物たちを見て、読んでいただいて、笑顔になってくださったら嬉しいです。

金城カフェ2周年記念イベントのご紹介

2カ月後の来年1月28日には、金城カフェ2周年記念イベントがあります。樋野興夫先生にお越しいただきます。そのときにも、ご希望の方に樋野動物園2号冊子差し上げたいと思います。まだまだたくさんの冊子があります。

 

次の写真は、金城カフェ2周年記念イベントのチラシです。

樋野先生の講演と、「Piano Grandma」としてYouTubeでも活動していらっしゃる上田道子さんのピアノ演奏を予定しています。

ぜひ、皆さんにお越しいただきたいと願っています。