10歳のマリアのブログ

~~直腸がんで抗がん剤治療中の夫に寄り添う妻の気づき~~

「スルメ症候群認定証」をいただきました!

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樋野興夫先生から「スルメ症候群認定証」をいただきました。賞状には縁がないと思っていましたのでとても嬉しいです。一生の記念になります!

先回の記事では、メディカルカフェ「みどりーむ」主催の「歌と講演のつどい ~この命 この時を共に生きる~」集いを紹介しました。記事は(こちら

その講演後、樋野先生から「スルメ症候群認定証」をいただきました!

樋野先生の講演は、「言葉の処方箋」が満載のスライドを次から次へと説明しながら進んでいきます。最初に聴いた先生の講演は、どこに焦点を絞って聴いたら良いのか「訳がわからない?」これが正直な感想でした。

先生の講演は、「訳がわからない?」けれども、ユーモア溢れる話し方で会場から笑が溢れます。そこが魅力でもあります。

今回、4回目になりますが、ようやく内容が理解できてきたように感じています。先生の講演の内容は1回目ではなかなか理解できません。それでも、また聴きたくなるのが不思議です。

次の写真は、講演の様子  「言葉の処方箋」が満載のスライド

45分の講演時間に、このようなスライドが約30枚どんどん映し出されていきます。

4回目にして、「スルメ症候群認定証」をいただきましたが、その中に書かれてある内容に「ユーモア」が溢れていると思います。樋野先生の講演を何度も聴かれた方の感想から作られたそうです。

先生のオリジナルの冗談っぽいものですが、気持ちが元気になります。

『スルメ候群認定証』3か条

  • 1)噛めば噛むほどに旨味を感ずる
  • 2)噛んで得た旨味が自身の血となり肉となる
  • 3)必要なときに噛み旨味を得ることができる

早速、先生に次のようにお礼のメールを差し上げました。

『スルメ候群認定証』をいただき、感動で震えております!!

ユーモアは「you more」

先生の本の中から、紹介します。

生きる力を引き出す寄り添い方 : 大切な人ががんになったとき…

ユーモアは「you more」

ユーモと「ユー(you)・モア(more)」。 このふたつは深く関わり合っています。友人の言葉は借りれば、「ユーモアはユー・モアなり」ということになる。ユー・モアは「あなたを もっと大切にしなさい」ということですが、ユーモアにはまさしくその力があるのです。

ダジャレめいた言葉でも、患者に語ると、固かった表情がゆるみます。

表情がゆるめば心もゆるむ。心がゆるむことは気持ちがラクになること。それも自分を大切にすることにつながっている、と私は思っています。

 ~途中省略~

ちょっと頭をひねれば、ユーモアの味つけは誰にでもできます。しかも、その作業はなかなか楽しいし、こちらも心が元気になる。どしどしユーモアを繰り出し、受けとって、あなたをもっともっと、元気に、大切にしましょう。

いただいた「スルメ症候群認定証」を眺めながら、私自身この証にふさわしい人になれるよう、日々研鑽に励みたいと思います。

樋野興夫先生の記事は(こちら