その日の気づき等
2023年
※がん疼痛医療用麻薬「オキシコンチン(徐放性の錠剤)」と「オキノーム散(速放性の粉薬)」は同じ成分の薬。
通常はオキシコンチン錠を1日2回服用しながら、突発痛が襲った際には、オキシノーム散をレスキュー投与するといった具合に使い分けます。
これからは1日の飲んだ全体の量を数値に表し、痛み具合を記録することにします。
08/11(金) 痛み「1.0~2.0」※(330mg)
両足に力が入りにくい。痛みはだいぶ良くなった。
08/12(土) 痛み「1.5~4.0」※(390mg) 体重63.0kg
08/13(日) 痛み「1.5~3.0」※(390mg)
余り食欲がない
08/14(月) 痛み「1.0~4.0」※(450mg)
採血のため病院へ 車椅子を利用
08/15(火) 痛み「1.0~4.0」※(420mg)
本日、4名の医師の診察を受けた。新しい治療方針は検討中とのこと。
☝糖尿病内科を受診 昨日の血液検査結果
医師の説明
・ヘモグロビンA1c 1月前6.7、今回6.7と安定して良い傾向。尿蛋白の値もさらに改善。
・体重を維持できると良い
☝緩和ケアセンターの医師(医療用麻薬の量をコントロール)を受診
「オキシコンチン」と「オキノーム散」の量は先回と同じ。鎮痛剤として、「カロナール」に加えて「ロキソニン」「ムコスタ」を引き続き処方。
※「オキシコンチン」は、1回40mgを3錠(計120mg)を1日2回
※「オキノーム散」は、1回20mgを1包と5 mgを2包(計30mg)痛むときに飲み、間隔は1時間空ける。
☝ 抗がん剤点滴治療の医師を受診
医師の説明
・仙骨から第5腰椎まで腫瘍が広がっているのは、いままでの抗がん剤点滴薬剤イリノテカンが効かなくなっていると考えられる。(MIR検査と造影CT検査からの考察)
・薬剤を変えて治療を進める。ロンサーフ錠剤55mgとアバスチン点滴を組み合わせて、1コース28日の治療が良いと考えられる。
・本日の夜からロンサーフ錠剤55mg、明日からは1日2回、5日間連続服用。その後9日休み。血液検査を行って、問題なければアバスチン点滴を行う。
・ロンサーフ錠剤とアバスチン点滴の組み合わせでは、顎骨壊死等の副作用があり得るので、前もって口腔外科の受診し、アバスチン点滴が可能かどうかの判断を仰ぐ。必要な治療があれば口腔内の治療を優先してもらう。
・口腔外科の受診を8/28、抗がん剤点滴は8/29を予定。
・放射線療法は、今回の抗がん剤治療に影響があると考えられる。1コース治療してからの効果を見てから行うほうが良い。放射線療法医と相談したうえで治療方針を立てる。
・ゲノム検査の結果、効果が期待される薬剤は他に3つ考えられる。
☝消化器外科(総合的な主治医であり、外科手術を執刀)を受診
08/16(水) 痛み「痛み 1.5 ~ 2.0」※(390mg)
ケアマネと福祉用具プランナー、介護予防マネージャーの3名来訪。夫と顔合わせを行った。要支援2の介護保険を利用して、転倒予防のため手すりを設置することになった(住宅改修費を利用)。それまでは、レンタルの簡易手すりを設置。
08/17(木) 痛み「2.0 ~ 4.0」※(420mg)
痛みが「3.0 ~ 4.0」の時間が長い。
08/18(金) 痛み「2.0 ~ 5.0」※(450mg)
週一回2時間半の診察業務の仕事は、痛みとしびれがあったがなんとか務めることができた。杖のみで移動したが、ふらつきもあり今後は歩行器利用も検討。
08/19(土) 痛み「0.5 ~ 3.0」※(390mg)
抗がん剤が効いてきたのか、痛みが和らぐ時間帯が比較的長い。
08/20(日) 痛み「1.0~3.0」※(390mg)