10歳のマリアのブログ

~~直腸がんで抗がん剤治療中の夫に寄り添う妻の気づき~~

「夫の下呂温泉旅行記 一泊旅行車の旅」~「夫の直腸がん闘病生活と寄り添う妻(10歳のマリア)」第42回~

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先日、車で下呂温泉に一泊旅行してきました! 夫婦でたくさんの思い出ができました。夫もとても楽しんだようで旅行記を預かりました。

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夫の下呂温泉旅行記

2023年7月13日~14日と下呂温泉に旅行に行った。小川屋というホテルであった。値段は1人1万2000円程度。午後3時から入室が可能で、到着早々温泉に浸かることができた。温泉はかなり広かったが入っている人は私を含めて、もう1人か2人だけであった。中にはサウナもあり、とても気持ちが良かった。

私は「がん」を患っているため、時々足元がフラフラとするが、安全面に配慮されたこの温泉には所々に手すりがつけてあり、安心して過ごせた。

温泉に入った後、一眠りしてから、夜7時から食事をいただいた。飛騨牛の焼肉としゃぶしゃぶ、あとはお作りであった。飛騨牛はその場所で自分で焼いて食べるもので、油分もそれほど多くなく、柔らかく とても美味しかった。他には鮎の塩焼きもあり、とても美味しかった。

行きも帰りも妻が運転してくれたので、とてもゆったりとした気持ちで旅行することができた。いつまでこのような旅行が可能かわからないが、できる限り機会を見つけて ゆったりとした旅行を楽しみたいと思う。

温熱療法と温泉療養について

混同されがちだが、私が病院で受けている温熱療法は、温泉療養とは異なる。温熱療法はがん細胞が熱に弱いことを利用して治療に役立てるものである。温度は40°cから42度ぐらいに設定するため、かなり体が疲労し、患者にとっては辛いものとなることがある。

一方、温泉療養は体を温め、湯治という形で治療に役立てるものであるが、実際の働きは精神的にリラックスさせ、免疫力を高めることによる治療効果を求めているものと考えられる。同じ熱を利用する治療ではあるが その働きは上記のように異なる。

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今回の車の旅行は、夫にとっても体力的に楽だったようです。到着した日とその翌朝の2度も温泉に浸かることができました。体を休めてリラックスできたことで、体調も良く、食事も美味しく感じられたようです。

これからも、抗がん剤治療の合間に、温泉療養もかねて色々な温泉に出かけられるようにと願っています。

魂を生き返らせてくださる

この旅行で詩編23:2-3の聖句が浮かびます。神様の計らいで、夫とこのようなゆったりした温泉旅行が与えられたことに感謝します。

詩編 23

1【賛歌。ダビデの詩。】

主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。

2主はわたしを青草の原に休ませ 憩いの水のほとりに伴い

3魂を生き返らせてくださる。主は御名にふさわしく わたしを正しい道に導かれる。

4死の陰の谷を行くときも わたしは災いを恐れない。あなたがわたしと共にいてくださる。あなたの鞭、あなたの杖 それがわたしを力づける。

5わたしを苦しめる者を前にしても あなたはわたしに食卓を整えてくださる。わたしの頭に香油を注ぎ わたしの杯を溢れさせてくださる。

6命のある限り 恵みと慈しみはいつもわたしを追う。主の家にわたしは帰り 生涯、そこにとどまるであろう。

 

写真集は、こちら)「下呂温泉一泊旅行 車の旅 写真集」

 

次回に続きます。