前回「見ているのとやるのでは大違いの車椅子介助 ~10歳のマリアのつぶやきno.10~」というタイトルで記事を投稿しました。記事は(こちら)
車椅子介助について、読者の方はもしかしたらあまり関心がないかもしれないと思っていました。ところが、たくさんの方からコメントを頂戴して正直とても驚います。
はじめての車椅子介助ということもあり、緊張感からか疲れ気味でした。これから先、果たして私に務まるのかしら? と少々不安な気持ちになっていました。
記事を読んでくださった方から、あたたかい励ましをいただき、気持ちがスーッと楽になったような気持ちです。
看護師の方や介助したことのある方、実際けがをされて車椅子に乗ったことがある方からも様々な体験談をいただきました。感謝の気持ちで一杯です。
この写真は、大学病院の待合室の手前で診察を待っている様子です。慣れない私の介助にも我慢して、歩いて移動するよりずっと楽だと言ってくれます。
皆様からいただいた励ましや体験談
❤阿吽の呼吸でサポート
緩和ケア病棟で看護師をされている友人からいただいたコメントです。
訪問診療でお邪魔する家庭の多くは、患者さんの伴侶が専属看護師のようです。
阿吽の呼吸でサポートされており、お見事です。
ご主人にもご自分にも負担の少ない技術を手に入れられますよ。
自宅では、専属看護師の自覚がだいぶできてきたように思います。車椅子の介助となると、また一段レベルが上がるように感じます。「阿吽の呼吸」の域に達するには、まだまだです。おかげさまで、初心者マークの私に目標ができました!
病院では、ごく普通に車椅子に乗った方を介助している姿に出会います。介助する方も、介助される方もごく自然に見えますが、慣れるまでご苦労があったのではと思います。
コメントにあるように、夫にも私にも負担の少ない技術を習得していきたいと思います。
❤ご両親の車椅子介助を8年間
8年間も続けてご両親の介助をされた友人からのコメントです。
初めは母を5年間、次は父を3年間車椅子の介助をしました。計8年間。
段差には要注意ですね!
介助者は体を張って支えます。
シートベルトは必ず締めましょう♪
私は図々しく
「すみません〜車椅子通ります!」
と言いながら、押していました。
色々ご苦労もあると思いますが…楽しんでくださいね♪
お辛いこともあったでしょうが、心に楽しみをもって根気強くご両親の介護をされた様子が伝わってきます。素晴らしいです。
❤突然倒れた方の車椅子介助
こんなこともあるのかと、とても驚きました。突然のことで、大変だったと思います。ユーモラスに当時のことを表現して語ってくれる友人に感謝です。
車椅子介助お疲れ様でしたね。めちゃくちゃ分かります!
私も経験あります。
数年前に東京の会議中にうちの職員が倒れてしまい、タクシーで病院へ。
病院で借りた車椅子を押して検査やら措置やらで院内をクルクル。80キロの男性なのでもう重いのなんのって。
夫の体重は63キロですが、特に力が必要なのは、エレベーターに乗る時です。方向を変えて後ろ向きになる時は大変です。ましてや、80キロの方の介助は、想像すると気が遠くなりそうです。お疲れ様でした!
❤車椅子に座っている方も目線が下なので怖い
この友人のコメントに、ハッとする思いです。
介護する側の大変さばかりに気を取られがちですが、座っている方も目線も下なので怖い思いを経験することがわかりました。
乗ってるのもきついんですよね~ 特に視界が違うので、ぶつかって来る人が多いです。向こうはごめんなさいなんだけど、衝撃で損傷してる所かなり響くのです。足カバーがあるとか聞いたけど、その半径1メートル位は寄ってきてほしくないです。幅が狭くなって電動もあって動きやすくなったとかとも言うのですが、多分相変わらず人の視線は高いので、その点では同じかと。どうぞお気をつけ下さいね~
今のところ、夫は座っていてヒヤッとした経験がないですが、極力注意して安全に車椅子介助をしたいと思います。
大学病院内では、看護師さんたちがとても親切で、夫が一人で私を待っている時などは目的地まで連れて行ってくださいます。エレベーターに乗る時も進んで行先のボタンを押してくださいます。とても助かります。
これから、夫の痛みやしびれに対して、新しい抗がん剤や放射線療法がどの程度効くかは未知数です。医師が示してくださる治療が最善であることを願っています。
皆様の励ましがこれからの闘病生活に大きな力になります。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!