~夫の服用している薬~
今回のブログでは夫の服用している薬について紹介したいと思います。がん疼痛用医療用麻薬2種類ばかりでなく他にもたくさんの薬を飲んでいます。
・薬管理の工夫(糖尿病・高脂血症・高血圧)
服用歴20年の糖尿病・高脂血症・高血圧の薬8種類を、朝食後・昼食後・夕食後とそれぞれ種類別に飲まなければなりません。パズルのような組み合わせです。私のちょっとした工夫が、夫にとても喜ばれています。
どうすれば間違いなく飲めるか考えたのですが、写真にあるように、まず朝食後・昼食後・夕食後の薬を色別のシールで区別して、薬棚に置いておきます。次に、朝一気に色別のお皿に一日分の薬を用意して、夫の席の食卓テーブルに置くことで飲み忘れを防いでいます。
薬の管理は私の担当ですが、夫は、規則正しく薬を準備してくれるお陰で、命が持っているようなものだといつも言ってくれます。
・薬の管理の工夫&服用記録(がん疼痛用医療用麻薬)
この表は、がん疼痛用医療用麻薬2種類の服用の時間と「痛み」の10段階でどれくらいの痛みかを記録し、備考欄には体重や気になることを書いています。服用した時間を記録して飲み過ぎないように注意しています。少なくても1時間は空けなければなりません。医師には、どれくらいの量を服用しているかを報告するときに役立ちます。
この薬は、痛む時に飲む薬なので、上記の糖尿病の薬とは飲むタイミングが異なります。とてもややこしいです。
・薬の種類
💊糖尿病の薬
エクメット:朝食後・夕食後 アクトス:朝食後 スーグラ:朝食後
メトグルコ:昼食後
パルモディア朝食後・夕食後 リバロOD錠寝る前
💊高血圧の薬
アムロジン:夕食後 コバシル:朝食後
💊ビタミン剤3種類:朝食後・夕食後
💊がん疼痛用医療用麻薬
オキノーム散:痛むとき オキシコンチンTR錠:一日2回(12時間効果あり)
💊その他鎮痛剤 カロナール 市販薬ルル
・お薬取出器トリダス(大同化工)
お薬取出器トリダス(大同化工)を使うと、便利です! 腱鞘炎気味の私でも楽に取り出せます。
~今日の御言葉~
夫が、直腸がんと診断されてから、2年9カ月になります。手術直後からの「抗がん剤治療点滴」、仙骨への転移後の「X線放射線治療」、「温熱療法」と目まぐるしい治療が終わりましたが、痛みをもたらすがん細胞「不良息子」との付き合いはまだまだ続きます。
聖書に「夕があり、朝があった。」創世記1:5
また「夕暮れには涙が宿っても、朝明けには喜びの叫びがある。」詩篇30:5
とあります。「夕から朝へ」というリズムは、次につながる希望を与えてくれる言葉だと思います。医師からは、今のところ命に係わるようなことは急には起きないでしょうと言われています。一日一日過ぎていきます。夫婦二人三脚の痛みとの付き合いが続きます。
次回に続きます。