10歳のマリアのブログ

~~直腸がんで抗がん剤治療中の夫に寄り添う妻の気づき~~

近況報告 2023/08/21(月)~08/31(木)

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その日の気づき等

2023年  

※がん疼痛医療用麻薬「オキシコンチン(徐放性の錠剤)」と「オキノーム散(速放性の粉薬)」は同じ成分の薬。

通常はオキシコンチン錠を1日2回服用しながら、突発痛が襲った際には、オキシノーム散をレスキュー投与するといった具合に使い分けます。

これからは1日の飲んだ全体の量を数値に表し、痛み具合を記録することにします。

 

08/21(月) 痛み「1.0~3.0」※(420mg) 

放射線治療医を受診

医師の説明

仙骨から第5腰椎まで腫瘍が広がっているのは、いままでの抗がん剤点滴薬剤イリノテカンが効かなくなっていると考えられる。放射線治療をした仙骨のがん細胞の増殖はみられない。よって新たな痛みは、第5腰椎に腫瘍が広がったがん細胞による神経の圧迫と考えられる。一部第5腰椎の骨が溶けている。(MIR検査と造影CT検査の考察)

放射線治療は、直腸がんに効きにくい。がん細胞の進行が早いように思いわれる。

・3月に行った仙骨の腫瘍への放射線治療で、腫瘍が薄くなったが、今回は増殖をしていない。よって、新たな第5腰椎の腫瘍に放射線治療を行うことに効果があると考えられる。

・化学療法のロンサーフ錠剤55mgとアバスチン点滴の組み合わせのアバスチンは、放射線治療医と相性が悪い。そのため、アバスチン治療の前に、放射線治療を優先してする。

・あわせて、温熱療法も行う。

・副作用として、膀胱直腸障害で排尿感覚の麻痺、脊柱圧迫骨折もありえる。

・8/24(木)、照射の前に腫瘍が広がっている第5腰椎を中心に再度造影CT検査を行う。その結果を元に照射の位置の設計図を作る。9月に入ってから5回、温熱療法を3回組み合わせる。

08/22(火) 痛み「1.0~3.0」※(360mg)  

08/23(水) 痛み「1.5~3.0」※(360mg) 

08/24(木) 痛み「1.5~2.5」※(390mg)  

放射線治療医を受診

今後の放射線療法と温熱治療の日程の説明

9/5(火)13:00から、放射線療法を約15分 温熱治療約50分

9/6(水)13:00から、放射線療法を約15分 

9/7(木)13:00から、放射線療法を約15分 

9/8(金)11:00から、放射線療法を約15分 温熱治療約50分

9/11(月)13:00から、放射線療法を約15分 温熱治療約50分

・本日、照射の位置の設計図を作るために再度、造影CT検査とMRI検査

08/25(金) 痛み「1.5~2.5」※(480mg)

週一回2時間半の診察業務の仕事は、痛みとしびれがあったがなんとか務めることができた。

08/26(土) 痛み「痛み 痛み1.0~3.0」※(450mg) 

08/27(日) 痛み「1.0~3.0」※(510mg)

息子の結婚式で、岐阜鳥羽まで出かけた。朝6時半に出発し、帰宅が午後3時。8時間半の長い外出の間、痛みが出る前に早めにオキノーム散を服用して結婚式に臨んだ。痛みはあるものの、乗り切ることができた。帰宅して車から降りる時、足のしびれから転びそうになったが、私が後ろから支え大事に至らなかった。

08/28(月) 痛み「2.0 ~ 5.0」※(450mg)

口腔外科を受診

レントゲン画像で、治療が必要な箇所もなく、アバスチン点滴に問題のある個所は見当たらない。その旨、抗がん剤点滴治療医に連絡するとのこと。

08/29(火) 痛み「0.5 ~ 4.0」※(390mg)

本日は3名の医師の診察を受けた。

☝緩和ケアセンターの医師(医療用麻薬の量をコントロール)の診察

オキシコンチン」と「オキノーム散」の量は先回と同じ。鎮痛剤として、「カロナール」に加えて「ロキソニン」「ムコスタ」を引き続き処方。

※「オキシコンチン」は、1回40mgを3錠(計120mg)を1日2回

※「オキノーム散」は、1回20mgを1包と5 mgを2包(計30mg)痛むときに飲み、間隔は1時間空ける。

抗がん剤点滴治療の医師を受診

医師の説明

放射線療法を優先するため、抗がん剤点滴薬のアパスチン投与は、今回なし。

抗がん剤(2コースめ)として、ロンサーフ錠剤を服用。

本日の夜からロンサーフ錠剤55mg、明日からは1日2回、5日間連続服用。その後9日休みとする。

・本日、ランマーク皮下注射を受けるように。(4週間に1回、骨への転移による骨病変が起きるのを抑えるための新しい分子標的薬)

デノタスチュアブル配合錠を明日の朝より服用するように。(抗がん剤の副作用による低カルシウム血症の予防のため)

放射線科を受診

・8/24(木)に行った造影CT検査結果を元に照射の位置に、特殊なマジックで皮膚に直接マークを付けた。放射線治療を行うのが1週間後の9/5なので消えていないかを確認し、補強として上書きした。

消化器外科(総合的な主治医であり、外科手術を執刀)を受診 

・治療方針説明:抗がん剤治療と温熱療法を優先し、その後抗がん剤点滴治療を行う。

08/30(水) 痛み「1.0~4.0」※(450mg)

08/31(木) 痛み「1.0~3.0」※(4200mg)