10歳のマリアのブログ

~~直腸がんで抗がん剤治療中の夫に寄り添う妻の気づき~~

~途中省略~の内容~「Stanley J Korsmeyer 博士からの贈り物 前編」

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Stanley J Korsmeyer 博士からの贈り物 前編

分子細胞治療 vol.5 no.2 2006 からの引用

~途中省略~の内容

事実、ヒト免疫ブロブリンの遺伝子クローニングの論文には彼の名前が常に記載されている。Null-cell type白血病の解析の後、濾胞性リンパ腫に特徴的な染色体転座t(14;18)の解析に取りかかり、BCL2転座切断点をクローニングし、BCL2遺伝子の解明に参画し、細胞死をつかさどるBCL2遺伝子およびその関連遺伝子を次々と明らかにしていった。彼は1886年8月にNCIを離れ、セントルイスにあるWashington大学ハワードヒューズ医学研究所に移り、12年間を過ごした。その後、ボストンのHarvard大学Dana-Farber研究所(※1)に移り、亡くなるまでの最後の8年間を過ごした。彼はDana-Farber研究所という名前の一部である。Sindney Farber氏(※2)の名前を冠したSindney Farber Professorship(※3)を与えられ、アポトーシスの研究と乳児白血病の原因遺伝子であるMLL遺伝子の研究をおこなった。彼は同時に、同研究所のがん研究部門のDirectorとしても活躍した。

  • Dana-Farber研究所(※1) ダナ・ファーバー癌研究所はアメリカ国立癌研究所に指定されたアメリカ国立癌研究所指定癌センターの一つである。
  • Sindney Farber氏(※1) シドニーファーバーはアメリカの小児病理学者でした。彼は、他の悪性腫瘍に対する他の化学療法剤の開発につながった白血病と戦うために葉酸拮抗薬を使用する彼の仕事のための現代の化学療法の父と見なされています
  • Sindney Farber Professorship(※3) シドニーファーバー教授職