10歳のマリアのブログ

~~直腸がんで抗がん剤治療中の夫に寄り添う妻の気づき~~

「緩和ケア:医療用麻薬の処方」~「夫の直腸がん闘病生活と寄り添う妻(10歳のマリア)」第93回~

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先日、2週間に一回の通院の日がありました。抗がん剤治療と緩和ケアセンター、消化器外科の3か所の診察でした。会計や薬を受け取り終えたのは11時半過ぎだったと思います。3か所の診察があったため今回も長丁場になると思っていましたが、ラッキーなことに早めに終了しました。

ちょうどお昼時でお腹も空いてきていたので、以前から行きたかった「中国食堂はまゆう」(※1)に立ち寄りました。

以前、抗がん剤点滴治療があった時は、自宅に直行してベッドに横になるのが常でした。ところが最近、治療の後も体力に余裕があり、スーパーの買い物にも一緒に行ってくれるようになりました。これには驚かされます。夫に、「抗がん剤治療に体が慣れてきたから、体力に余裕があるにかしら?」と聞いてみると、夫は「慣れてきているかどうかわからない。けれど、体が楽なことは確かだ。」と言います。

医療用麻薬

「中国食堂はまゆう」(※1)で夫と食事をしながら、昨年の夏のことを思い出しました。

当時は、仙骨から第五腰椎にがん細胞が転移して、新たな強い痛みに襲われていた時期でした。その時に夫が書いてくれた手記(※2)を読み返してみると、痛みに対する夫の冷静さに感心させられます。また、改めて医療用麻薬の有難さを感じました。

抗がん剤点滴治療と並行して、医療用麻薬の服用は痛みのコントロールにはなくてはならないものです。今回も緩和ケアセンターを受診して、医療用麻薬を処方していただきました。

今回処方された14日分の薬です(※3)。量が多いので、整理整頓がとても重要になります。

毎回、受診の際は、夫の医療用麻薬の服用内容を書いたExcelの表を持参します。先回の受診日以降から今回までの2週間分の毎日の服用頻度と服用量、痛みを10段階で表した数字等を記載しています。

痛み具合は、本人にしか分かりませんが、他の人に伝えるためには具体的に目に見える数字で表す必要があります。この表では、本人の体感として最も強い痛みを「10」、まったく痛みを感じないときを「0」として数字で表しています。昨年強い痛みを感じた時は「6.0」もありました。現在は、0.5~1.0と、ずいぶん痛みが緩和していることが分かります。

先生は、このExcelの表を参考にして、処方する量を検討してくださいます。医師の指示を守り、飲み過ぎを防ぐためにもExcelの表をこれからも継続していきたいと思います。

緩和ケアセンターの雰囲気

初めて緩和ケアセンターにお世話になったのは、昨年の2月のことです。がん細胞が仙骨に転移して、強い痛みを感じたため受診しました。当初は、緩和ケアセンターとはシンプルに医療用麻薬の処方を受けるところだと思っていました。センターに通い始めてから1年半が経ちます。この間、医療スタッフの方々と様々なお話をしてきました。今では、日常生活のちょっとしたことを話題にしたり、リラックスできる時間にもなっています。

緩和ケア医師の他に薬剤師と看護師もいてくだり、他の診療科にはない話しやすい雰囲気があります。部屋に入ると、先生がおだやかに「いかがですか、調子は?」と話しかけてくださいます。

先日、夫は、「特に問題ないように思います。痛みのコントロールもされていていると思います。」と伝え、計画中の奥飛騨旅行についても話すなど、なごやかなひとときになりました。

先生や薬剤師、看護師の方にも、「名古屋より涼しいところですね、楽しんできてください。」と言っていただきました。

いよいよ、来週は奥飛騨の旅行(※4)に出かけます。体調を整えて当日を迎えられますようにと願っています。

参考までに

(※1)「中国食堂はまゆう」

(※2)その時に夫が書いてくれた手記

(※3)奥飛騨の旅行

(※3)14日分の薬

💊オキノーム散(14日分)

1包  5mg入り(オレンジ)160包(1袋10包入り×16個)
1包20mg入り  (紫)   80包(1袋10包入り× 8個)
1回分( 5mg入りを2包 & 20mg入りを1包=30mg)
これを痛みが強くなりそうな時に服用し、1日5回~6回

💊オキシコンチン錠(14日分)

1日(朝3錠&夜3錠)×14日分=84錠

 

次回に続きます。